ヨガゆる塾

Yoginiのあれこれおしゃべりお塾

なぜ呼吸が大切なの?

こんにちは、kayoです。

今日は、こんな落ち着かない今だからこそ、呼吸を大切にしましょう!と声を大にして言いたい😤
なぜ呼吸が大切なのか。
自分の経験と、呼吸の効果をわわーっとお伝えします。
ちとボリュームたっぷりになってしまったので、実践編については、また次回書きますね🙇

 

◆呼吸は不定愁訴に寄り添ってくれる

f:id:yoga-yatra:20161012104239j:plain

トビオ先生は雨の日はだるい様子


実は10年ほど前、わたしは不定愁訴のオンパレードでした。
頭が重い、疲れがとれない、冷え性に生理不順、鬱も神経症も経験して、胃腸炎で2回の入院。
一通りの洗礼を受けた感じ(笑)
カウンセリングを受け、漢方専門クリニックに通い、ジムに入会し…そしてついにヨガを始めたのです😊🙏


ヨガを始めたのは、当時習っていたクラシック・バレエの影響で、もっと身体に意識を向けたいという単なる興味だったのだけど。
ヨガで意識的に呼吸をするということが、わたしの心身には効果てきめんだったのだ!
いつも生きてる?ってくらい低かった体温も、いまや平熱は36度越え。
ぽかぽかや~♨️
最近は全然病院にも行かないし、薬も飲まなくなったなぁ。


もちろんそれは呼吸だけの恩恵ではなくて、ヨガを通して思考が少しずつ変わってきたこととか、筋肉量が増えたこととか、そういうトータルの話だと思う。漢方もカウンセリングも効いたのかもしれないしね💡


でも、私たちは、深呼吸したときの体がリラックスする感覚、知ってますよね?
それは理屈じゃなくて、ホッと緊張が解ける感覚、肩の荷が降りる感覚。それをもっともっと利用したいのだ!

 
放ったらかしの呼吸は、呼吸筋をあまり使っていないので、浅くなりがちです。
私もヨガを始めた頃、深い呼吸をしようとすると胸周りが痛くなって、もしかして肺の病気なのか!?とひとり不安になったおバカさんですが、単に普段動かしてないから、固まってただけだった…😅

なので、初めは意識的な呼吸にちょっとした違和感を感じるかもしれませんが、続けるうちにあらふしぎ!身体は変わっていくでしょう♡

具体的に呼吸の効果について、下にまとめてみましたよ。

 

◆なぜ呼吸が心身に良いの?
意識的に行う呼吸は、次のような効果をもたらします。
1.自律神経に働きかける
2.心を落ち着かせる
3.セロトニンの分泌を促す
4.体を温める

 

◆改めて、自律神経ってなんだろう?
自律神経とは、私たちの体の機能(内臓の働きや代謝、体温など)をコントロールする反射神経です。覚醒時をつかさどる交感神経と、リラックス時をつかさどる副交感神経の二つがスムーズに切り替わりながら、私たちの体をコントロールしています。
横隔膜のあたりに集中しているので、横隔膜を動かしてたっぷりと呼吸すると、自律神経に効果的にアプローチできるんですね☝︎

 

◆現代は交感神経の時代
現代の生活は起きている時間が長く、情報過多、常に緊張状態が続いているため、本来自動的に行われていたリラックス状態への切り替えがしにくくなっています。
自律神経は本来、自分の意思でコントロールすることができないけれど、唯一呼吸だけがその働きに介入することができます👏
吸うと交感神経が、吐くと副交感神経が優位になるため、リラックスしたいときに、のんびりと長〜く息を吐き出すのは、そういう理由。

 

◆心をコントロールするにも、まず呼吸から
怒っているときや不安なときに、ゆったりとした呼吸をしている人はまずいないですよね。いたら怖いし…(笑)たいてい浅く速い呼吸になっているはず。

イライラを鎮めたいとき、不安な気持ちを抑えたいときは、まず呼吸を整えることが有効です。心を変えるのではなく、呼吸を変える。すると、勝手に心もついてくる。私たちの身体は具体的で、心は素直についてきてくれます💡

 

f:id:yoga-yatra:20190328111324j:plain

 

◆しあわせホルモン「セロトニン」の分泌を促す
意識的に長く吐ききる呼吸は、脳内のセロトニン神経の働きを促すことが知られています。
セロトニン神経の役割の一つが、抗重力筋(重力に対抗する筋肉)への刺激。そのため、セロトニン神経の働きが良くなると、姿勢がスッと伸びて美しい姿勢を作ることができます。わーい👏
また、活性化した脳内のセロトニン神経を介して大脳が刺激を受けると、α2波という脳波が現れます。いわゆるリラックスのα波とは違い、すっきりと爽やかで元気なときの脳波です。この脳波が現れた時の心理テストでは、強い緊張感やうつ、混乱、疲労感など、ネガティブな感情が改善されるという結果が出ているのですよ!

 

◆体を温める
呼吸を介して酸素を取り込むことで、体内で熱エネルギーが発生します。すると、普段血流が滞っているところへも酸素を届けられるようになるため、血行が良くなり、体が内側から温まってきます。
結果として免疫力が上がり、風邪をひきにくくなったり、病気に罹りにくくなるのだ!素晴らしい😊

 

というわけで、次回は1日3分の呼吸セルフケアと、呼吸筋ほぐしについてお伝えします☝️
呼吸は鼻呼吸ですよ!
鼻毛のフィルター力を借りて、ホコリやウィルスの侵入を防ぐのだ👃😤


Thank you for reading!